スラックスの三方詰め(づめ)
ウエストを15p小さくした時の画像です。通常のウエストつめ(後ろ1か所で調節)では5p程度が限界かなぁっと思いますが両脇と後ろの縫い目の3か所で詰めれば この位は詰めれるかなぁっと思います。上の画像はウエストを詰めた画像ですが これにプラスモモ巾〜裾巾を詰めてやれば 全体にすっきりするかなぁって思っております
やる前 | やった後 |
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三方詰めはあくまでもウエストを小さくする為の直しであってモモ巾から下を細くするのとは別の直しです。
斜めポケット | 縦ポケット |
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この3か所でウエストを小さくするのを【三方詰め】と呼んでいます。まあ そんなに珍しくない直しですね。値段ですが作業時間を考えると まあ こんなもんやろって事で左の画像の様な斜めのポケットのもので4950円で右の画像の様な縦ポケットのもので7700円頂戴しております。先に説明したように三方づめとは後ろの縫い目と両脇の縫い目で小さくする事をいいますので右の画像のように縦のポケットの場合はポケットを作り直している為 三方づめのついでに「それやったら斜めポケットに変更してや」って場合も料金は同じで御座います。これは正直10000円位は頂きたいのですが・・・・勉強させて頂いております。。。
↑脇線はピンクの縫い目で詰めるのでポケットが脇線を超えて後側に行くとポケットに手を入れにくくなるのでポケットを作り替えて脇線より後ろに行かないようしています。ポケットが脇線より後ろに行かない為にはタックを新たに作ったり深くするのが簡単で早い(半分以下の時間でできます)のですが・・・・これも昔から親父のこだわりで 手間暇惜しまず行っております。・・・これはもう自己満足の世界ですね
作業画像を ちょこっと・・・
作業前 | ウエスト92p |
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今回はウエストサイズ92pのズボンを82pにした時の画像を載せてみました〜 |
後ろ | 脇 |
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三方づめですから 後ろの縫い目と両脇の縫い目で小さくしていきます。この直しに限らず まず ズボン全体のバランスを見て お客様の体系を思い出します。。。 |
まず ベルト必要最低限外します。 |
ヒザ | ヒザ |
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裏返しにするとヒザの位置が分かりやすいですね ← よくみると↑切り込みが入っています。 これが ポイントっと呼ばれ ここがヒザでっせって目印ですね。 つまり 三方づめを行う場合は このポイントの少し下までほどいてやります。 |
脇線 | 脇線 |
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脇線を引きます。 |
赤の厚紙を使って こんなかんじで引きます。 |
ウエスト82p | |
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で、後は くっつけて完成です |
92pを82pに詰めてみました〜 |
↑の後日追加説明 | 後ろ身をずらす |
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前回 ちょっと強引だったので・・追加説明しますと |
脇線を縫う時 重ねたまま縫うんではなくて 後ろをずらして縫うと お尻のブカブカが軽減されますよって事です。プロ好みなマニアックな話ですが・・・ |